人々の記憶に残る。幻のCM「一秒の言葉」

2008年6月10日、あるCMが民放系BS5局でそれぞれ一回だけ放送された。
それは、”「はじめまして」この一秒ほどの短い言葉に、一生のときめきを感じることがある。”で始まる、セイコーウオッチの「一秒の言葉」だ。

風景の映像とともに、漫画家の小泉吉宏さんが作った「はじめまして」「ありがとう」「がんばって」「おめでとう」「ごめんなさい」「さようなら」の一秒で語られる6語と共にその想いがつづられた詩が朗読されるCMである。

そもそも、1985年に製作されたテレビCMで、一度の放送にもかかわらず公開と同時に大きな話題を集め、詩の内容を教えてほしい、結婚式のスピーチで使いたい、学校の授業で題材にしたい、などの問い合わせが毎年のようにセイコー社にきているという。そこへ6月10日の放送も重なって、ブログでもすでに100件を超える書き込みがある。

 

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【データは2008年6月11日18:55現在】

 

  • 何気ない言葉でも嬉しかったり、勇気もらったり、涙したり、・・本当にこのCM見て心にグッとくるものがありました。
  • 「ありがとう」「おめでとう」など、わずか一秒ほどで語られる言葉の力に、感動してしまいました。
  • 一生の別れとなったあの時、一言『さようなら』と言えていたなら・・・
  • ありがとう ごめんなさい いろんな意味が含まれてる良い言葉 使いたいと思います

言葉の力を改めて実感した、自分の思い出と照らし合わせた、今後意識的に使っていきたい・・などなど身近な言葉に多くの人が共感を得たようだ。

 

このCM、23年前と違うところは、リアルタイムにTVで見れなかった人も、ブログで盛り上がっていくにつれ、そのブログを見た人がセイコー社のサイトや動画サイトなどを通して映像をみることができ、さらに口コミは広がりリアルタイムで見た人の何十倍、何百倍もの人の目に触れ、そして、心に残っていく。というところである。事実YouTube ではオリジナルの動画、リメイクされた動画の両方がすでにアップされている。(2008年6月11日 現在)

 

たった一回しか放送されない価値が減ってしまう残念さも残るが、内容の良いものが多くの人の目に触れて行く様はネット時代の賜物といってよいだろう。

 

(白田こうこ)

 

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セイコーホールディングス株式会社 ニュースリリース

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