一見の価値あり。「最後の授業」

昨年秋に公開され、YouTubeにアップされるや否や、世界中で話題が沸騰し、600万ものアクセス数を獲得したと言われるカーネギーメロン大学のランディ・パウシュ教授の「最後の授業」をご存知だろうか?

書籍はすでに全米でベストセラーとなっており、すでに日本でも書籍化されているので、名前だけでも聞いたことがある方も多いかもしれない。

簡単にこの講義の紹介をすると、バーチャルリアリティに関する研究の第一人者であるランディ・パウシュ教授は、この講義を行った時点で膵臓ガンに冒され、医師からは「あと3ヶ月から半年」の命と告げられており、題名のとおりまさに「最後の授業」では、『子供の頃からの夢を本当に実現するために(原題は「The Last Lecture : Really Achieving Your Childhood Dreams)』と題し、彼が実際に子供の頃に抱いていた夢をかなえるためにしてきたことを語るものである。

そんな彼が2008年7月25日に47歳という若さで亡くなったという報道を受けて、ブログのコメントも急増した。

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データは2008年8月3日18:12現在】
 

すでに動画を観ていた人や書籍を読んでいた人々の悲しみの声とともに、彼の講義は多くの人たちに感動を与え、自身の生き方を振り返るきっかけとなっているといった声も少なくない。

・近況を報告するブログの更新が途絶え、7月24日の更新が友人によるものだったので
 気になっていました
・見るものにとっては、むしろ生きる意味を考えさせられるすばらしい授業だ
・自分が壁にぶつかったとき、それをなかなか越えられないのは、その壁が大きいから
 でも厚いからでもなく、その壁を越えてその先に行こうという気持ちがそれほど強く
 ないからだ、というのです。今の自分に、ずしんと来ました
・ニュースを見て、今日になってではありますが、最初から最後まで聞きました

YouTubeに動画がアップされていることから、動画と共にブログで紹介する記事も多く、その訃報やそのニュースを受けて初めてこの講義を見た人も多いようだ。

また、彼の話の中身だけではなく、プレゼンテーションの見事さを取り上げる人も少なくなく、プレゼンテーションの天才といわれるAppleのスティーブ・ジョブズ氏のスピーチと並び賞賛する声も多い。

・まじめな話なんですけど、ユーモアにあふれているんですよね。死の宣告を受けた方
 とはとてもとても、思えない。会場の笑いを何度とってるんだろう
・がんを告知された人がこんなに明るく「最後の授業」をしているのは圧巻です。しかも
 その話がとても面白い
・ネットで視聴できるので通しで全部見てみたのですが、面白い上に感動あり。Appleの
 Steve Jobsみたいな印象。退屈させない話し方
・膵臓癌を患った人のスピーチでもう一つ有名なものがあります。米国スタンフォード
 大学の卒業式にてスティーブ・ジョブズが行った伝説といわれるスピーチ
 「Steve Jobs Stanford Commencement Speech 2005 」です

スティーブ・ジョブズ氏はその後膵臓癌から生還し、現在も現役で活躍していることを考えると改めてランディ・パウシュ教授の死去は残念である。

さて、この「最後の授業」YouTubeだけではなく、iTunesのPodcastでも動画が公開されていたり、英語の全文も公開されていることから、

・プレゼンが非常にうまく魅せる内容ということで、これは要チェックだ!
・英語のリスニング勉強にもうってつけとのことなのでチェックチェック!
・これ、英語のリスニングの勉強にうってつけだと思います

というように、英語のスキルアップの教材としてもお薦めする声も見られた。

夢をかなえるための話だけではなく、ビジネスパーソンにとっては優れたプレゼンの見本として学ぶべきところも多く、日本人の私たちにとっては英語力アップにも繋げられるのだ。

授業というだけあって、80分ほどの長い動画ではあるものの、一見の価値あり。彼の「最後の授業」から、あなたが感じ、得られるものは何だろうか?

(松永栄己)

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ランディ・パウシュ

■関連サイト

カーネギーメロン大学Official版 YouTube(英語)

最後の授業全文スクリプト

(分割されているため、9まで続きがあります)

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