次元を越えた結婚願望の行方
アニメや漫画、ゲームなど、キャラクターを愛してやまない人がたくさんいる昨今、ついに『二次元キャラとの結婚を法的に認めてほしい』といった署名が始まり、ネット上で話題になっている。
【データは2008年11月4日4:54現在】
この驚愕の署名活動に対して、
- 「二次元キャラに住民票が発行される時代だから何が起きても不思議じゃない」
と、すでに『らき☆すた』の柊一家などに特別住民票が発行されているアニメ大国ニッポンの現状から、その実現の可能性を指摘する人も。
とはいえ、ブロガーの反応を見ると、「結婚なめるな」「さすがにそれはネタだよね?」と理解できない人が大多数のよう。
この議論は、意見としてただ賛否を言うだけでは終わらず、比較的冷静にこの考え方の問題点を洗い出そうとするブロガーも少なくない。
根本的なところでは、
- 「問題は、自分で『嫁』と思っていても、相手が婿と思っているのか?」
という点。当人の脳内では相手の同意を得ているかもしれないが、それを証明する手段が必要だろう。
また、結婚となると当人たちだけの問題ではないということで、
- 「まず親元(原作者)の所へ挨拶に行くべきかと」
と、現実の結婚同様のステップを求める声も。
そして最も多く触れられていたのが、
- 「一妻多夫、一夫多妻を認めないと無理」
といった問題。
相手はたくさんの人に愛されているキャラクターで、ストーリー上、今後恋愛する可能性もある。
だからこそ、仮に結婚が可能だとしても、重婚になってしまう可能性は大きい。
さらに、結婚という制度の面から、
- 「この法律が通った場合、二次との嫁に養子を取ると親子関係はどうなる?」
- 「配偶者控除とかどうなるのですか?」
といった、妙に現実的な問題を気にする人もいるのが面白い。
問題点が次々と浮上する、この二次元キャラとの結婚問題だが、この議論から、意外な事実が明らかになってきた。
それは、二次元キャラを愛する人たちには「恋愛のゴール=結婚」という保守的な発想が根強くあるということ。
3次元か2次元かという(大きな)問題こそあるものの、意外にも強烈なアニメファンであればあるほど結婚願望が強いようで、政府の施策によっては低下している結婚率も一気に急上昇するかも!?
(松永栄己)
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