「おくりびと」の話題推移を追ってみた
日本映画として初めて、第81回米アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「おくりびと」。
ブログでは、ロケ地に関することなど、2007年1月ごろからポツポツ書かれはじめていたが、2月22日(日本時間23日)の発表直後から、
- 「すげえええっ!日本人として俺もうれしい!」
- 「世界に認められるってやっぱりすごい」
と、ブログ上のコメント数も急上昇した。
昨年からモントリオール映画祭のグランプリ(2008年9月1日・日本時間2日)など国内外の映画賞受賞の話題が続いていたこの映画だが、ブログの話題量を俯瞰してみると、オスカー獲得時に次いで多くコメントされていたのが、封切り直後だったことがわかる。
【「ブログクチコミサーチ BY kizasi」にて調査】
その時点での感想は、テーマとしては地味な作品ながら、
- 「久々にすばらしい日本映画をみた。笑いと涙の連続…優しさ溢れる、文句のつけどころのない映画」
- 「邦画はどうせDVDでいいと思っていたが、映画館全体の空気までをも変える映画だった」
と絶賛するものが多かった。しかしながら、
- 「残念ながら最寄りの映画館でやってません。ちょっと遠出しないといけないので、どうしようか迷ってます」
- 「公開されている映画館は少ないみたいで、隣の県まで行ってきました」
といった声もあり、オスカー受賞作品のスタートが意外にも大々的ではなかったことを物語る。
それがノミネート発表(1月22日)後は、
- 「秋に見逃したのを残念に思っていたが、今日から再上映と知り見に行った」
- 「封切り時に見て泣いた私としては納得のノミネート。ぜひ受賞してほしい!」
- 「あの映画の機微は肌感覚として、日本人にしかわからない気がする…」
と期待半分、否定的見解半分といった様相ながら、全体的に「世界の目」を意識しつつコメントのトーンが浮き足だってくる。
そしてオスカー獲得の後は、「アカデミー賞」という看板が更に多くの人をひきつけ、
- 「『おくりびと』の影響で、映画館がかつてない混み方で…ああミーハーな日本人!!」
- 「いい映画でした。さすがアカデミーの賞とっただけのことはあるなと思いました」
- 「受賞しなかったら観なかったと思うけど…こういう日本ならではみたいな題材の作品が受賞するってスバラシイって思った」
など、今後も鑑賞コメントなどが続きそうな勢いを感じる。
きっかけはどうであれ、「世界に認められた日本の文化」を堪能して気分をアゲようではないか。
(kizasiジャーナル編集部)
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