2010年1月6日のニュース

2010年コレが流行る?アルコール飲料のトレンドを予測

By: plfonne
By: plfonne
ブログトレンドウォッチではこれから3週にかけて「2010年コレが流行る?」というテーマで、過去のブログを分析し、今年2010年のトレンドを予想していく。 まず、第一回目は、アルコール飲料のトレンドについて調査を行っていこうと思う。 2009年は、酒類市場の低迷が続く中「ハイボール」の流行がウイスキー消費の低迷に歯止めをかけた。さて2010年はどのようなトレンドが生まれるのか?早速見ていこう。

まず、ハイボールに関するブログの書き込みを見ると、下図のとおり09年は「美味しい」印象が08年の2倍近くまで伸びている。
 
【ブログクチコミサーチ BY kizasiを使用】
大分類だが他の飲料の「美味しい」書き込みを調べてみるとほとんど動きは見られない。

このような中、ハイボールは流行とともに味への評価を高めたことが分かる。そして、現在のところ「ハイボール」に関するブログの書き込み量は安定しており、2010年もこの人気は続きそうだ。 (関連記事:ハイボールブーム復興の原因を探る) ■2010年、泡系のアルコールに注目?! さて、酒類業界としては、アルコール離れが叫ばれている中、次なるヒット品を仕掛け酒類の消費アップを図りたいところ。さて今年はどんなアルコール飲料に注目が集まるのだろうか?

昨年ムーブメントを起こしたハイボールについて「美味しい」と語るブログを抽出してみると、関連ワードの上位に「ソーダ/炭酸」がランクインしている。「炭酸」がアルコール飲料を飲みやすいくし、美味しさを演出した大きなポイントである可能性は大きい。「飲みにくい」イメージのウイスキーを、炭酸で割ってみたら実は美味しかったという『意外性』もヒットの一因かもしれない。

そこで、今回は「地ビール」「ホッピー」「第3のビール」「スパークリングワイン」の泡系飲料をピックアップ。これらについて、現在ブログで語られていることから2010年のトレンド可能性を予測してみた。
 【ブログクチコミサーチ BY kizasiを使用】
〔地ビール〕-プレミアムビールに続くか?非日常を期待した消費が高まる可能性- 「美味しい」書き込み割合が多く、「味」への期待の高さが窺える。通常のビールよりは高価格帯であるため、日常消費の活性化は困難そうだが、ご当地グルメブームのけん引や、節約生活の中でちょっと贅沢を味わうものとして、ネット通販などで一層支持が高まることも予測される。コメントでは、「旅先で地元グルメと一緒に味わう」「地ビールを取り揃えているお店でお気に入りの品を求める」などの行動にワクワクする様子も。 〔ホッピー〕-ハイボールに続くか?個性的な飲み方が追求でき、外でも家でも人気が出そう- 他のアルコール飲料に比べ突出したイメージはないが、裏を返せば、味・価格ともに安定した印象が持たれていると言える。焼酎をビールテイスト飲料であるホッピーで割る飲み方がスタンダードだが、コメントを見ると、アルコールの種類や量を調整するなど、個性的な楽しみ方をしている人もおり、オリジナリティーの伸びしろに期待できる。リバイバル品として、また、独自の飲み方を楽しめるという点では、ハイボールに続く注目品かもしれない。 〔第3のビール〕-節約目的で家庭内消費がメイン、伸長には課題がありそう- ブログでは「安い」書き込み割合が多く、リーズナブルさが支持されているのが明確。 今後も節約という視点からの支持は堅調かもしれないが、「楽しい・嬉しい」といった他のお酒には語られている華やかなワードが出現していないことや、「味」への期待が低いコメントが散見されるため、飲むのは「家庭で節約する時」など、決して商品そのものに積極的ではないマインドは見逃せない。 〔スパークリングワイン〕-定着してきた「内食」「家飲み」を盛り上げる効果が期待できそう-   ホームパーティーなどで飲むというコメントが目立ち、「楽しい・嬉しい」というエモーショナルな書き込みと関連しているのが特徴的。外食を控える傾向は続いており、家で友人知人と飲食する機会が増えていることからも、気軽な家庭での消費需要が高まる可能性がある。

今年は、消費者のオリジナリティを刺激するという点では「ホッピー」が、節約生活の中での贅沢感や、明るい気分を盛り上げるという点では「地ビール」や「スパークリングワイン」が台頭してくるかもしれない。

景気の先行きは不透明で、節約・内食の志向は続きそうな中、ハイボールの勢いを超えるアルコール飲料は登場するだろうか? (高宮真琴)  
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