低予算の映画が人気上昇中?!
最近、低予算で制作される映画に注目が集まりつつある。ブログでも、1万5000ドル(約135万円)という低予算ながら全米で大ヒットを記録したホラー映画
「パラノーマル・アクティビティ」(オーレン・ペリ監督)の日本公開をきっかけに、低予算映画に関する書き込み数が増えてきている。
「パラノーマル・アクティビティ」(オーレン・ペリ監督)の日本公開をきっかけに、低予算映画に関する書き込み数が増えてきている。
【データは2010年2月16日15時00分現在】
ちなみに、「パラノーマル・アクティビティ」は、ある一軒家で暮らすカップルが体験する恐怖をハンディカメラの映像形式でドキュメンタリータッチに描いたもの。
怖さ度合いに関しては、「Youtubeビデオを思わせるリアルさが恐怖をあおる」という人もいれば、「退屈。中盤あくびが止まらず」という人もいて、意見の分かれる作品のようだ。
この「パラノーマル・アクティビティ」、ブログでも"低予算"をふまえた上での感想も多く語られている。
・元々が超低予算の作品と考えれば、細かなところまでよく作り込まれていたな
・低予算のホラーでは抜群に良く出来ている
・低予算で映画を作る手法としては、この手法はとても正解だと思う
など、低予算でも評価すべき映画が作れることを賞賛するケースもあれば、
・低予算映画だけあって、俳優たちは今一つ垢抜けていない
・ヒロインには、もう少しお金をかけてルックスの良い女性を選んで欲しかった
・低予算だから仕方ないけど、ストーリーにもう一捻りが欲しかったなぁ。
など、予算の低さが評価判断の拠り所になってしまうケースも見られ、"低予算"という情報が与える影響は様々なようだ。
調べてみると、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」(ダニエル・マイリック監督)を始め、「ソウ」(ジェームズ・ワン監督)など、低予算で制作されながらもヒットしている映画は案外多い。
また、今年は「ハート・ロッカー」(キャスリン・ビグロー監督)、「第九地区」(ニール・ブロムカンプ監督)、「月に囚われた男」(ダンカン・ジョーンズ監督)など、ホラーに関わらず数多くの低予算作品の公開が予定されている。
こうした低予算映画ブームの兆しを感じ取ったブロガーたちからは、
・低予算映画が活性化されることはいいことだ。制作を目指す若者たちに希望がもてる。
・高額の費用をかけて作った駄作よりも、お金をかけずに良質の映画を作る姿勢に好感が持てます。
・予算云々よりもシンプルに訴えてくる映画こそ、映画館に行って観てみたくなります。
など、期待度の高いコメントが寄せられており、"低予算映画"というカテゴリーは今後、ますます注目を集めそうだ。
それにしても、"少ない予算で、それなりの質を維持する"ことが映画作品においても支持されるようになってきたのは、節約志向が根付いた今の世の中だから・・・なのだろうか。
市民権を得つつある低予算映画というカテゴリーは、世界的な不況がもたらした副産物?なのかもしれない。
(高宮真琴)
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