実写映画「あしたのジョー」に渦巻く不安と期待!
1968~73年に「週刊少年マガジン」で連載された人気漫画「あしたのジョー」が映画化されることがわかった。
主役の矢吹丈を「NEWS」の山下智久が、丹下段平を実力派として人気を集める香川照之が演じ、監督は人気漫画「ピンポン」の実写化で名を馳せた曽利文彦が務める。また、製作は漫画原作ものとして「20世紀少年」、「ROOKIES」などのヒットを飛ばしているTBSが行う。
不朽の名作としていまなお語り継がれる「あしたのジョー」の実写映画化とあって、ブロガーの間でもこの話題は大きく取り上げられているようである。
【データは2010年3月10日18時52分】
原作ありきの映画化作品の難しさは、すでに出来上がった作品世界があり、そこに対するファンがついていることだろう。当然、ブロガーの中には、
・頼むからやめてくれ。いまからでも中止してほしい。
・「宇宙戦艦ヤマト」だって大失敗だったじゃん。歴史的な名作を無理に映画化すんなよ。
・またひとつ、原作を汚す迷作が生まれる予感…。
といった手厳しい意見がちらほら。
確かに、
・なぜいま、「あしたのジョー」を映画化しなければならんのか、さっぱりわからん。
という意見には、うなずけるところがある。
「あしたのジョー」が連載されていたのは、いまから40年も昔のこと。宿命のライバルの力石徹が死んだときには葬儀が行われたほか、よど号ハイジャック事件の犯人が「われわれは明日のジョーである」(※原文ママ)と声明文を出すなど、作品が社会に与えたインパクトは相当なものがあった。
そんな巨大な作品が平成のいま取り上げられる理由、そしてどのように描かれるのかは興味を惹かれるところである。
配役に関しては、
・山Pがジョーをやるなんて無理ありすぎ。育ちがよさそうだもん。
という批判的な意見もあれば、
・山Pのジョーも香川さんの丹下段平もハマリすぎ!!
・ピカピカな男前の半裸が乱れ飛びそうで、ヨダレがでます!
など肯定的なコメントも目立っていた。
人気作品の実写映画化は、スタッフやキャストにとっても、そしてファンにとってもリスクは小さくないようだ。それだけに、製作サイドは相当な熱意を持って作品づくりに取り組むのだろうが、その気持ちが作品の質となって結実することに期待したい。
実写映画版「あしたのジョー」の舞台は、昭和40年代の東京。アル中の元ボクサー・丹下段平にボクサーとしての才能を見出された矢吹丈は、刑務所で生涯のライバルとなる力石徹と運命的な出会いを果たし、プロボクサーの道を目指すことになる。撮影は3月下旬にクランクイン、5月末のクランクアップを予定。
(イノウエアキオ)
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