深海魚リュウグウノツカイを食べちゃった!?
リュウグウノツカイという深海魚をご存じだろうか。全長は約5メートル前後から長いものでは10メートルに達する深海魚で、外洋の深さ200メートルから1000メートルあたりに生息。頭から伸びた長い背びれを波打たせて泳ぐ姿は神秘的だが、人前に姿を現すことはほとんどなく、その生態は謎に包まれている。
今冬、そんなリュウグウノツカイが日本海側を中心に次々と発見されている。猟師に捕獲されたり、海岸に漂着したりとケースはさまざまだが、少なくとも十数匹が確認されているらしい。富山県の魚津水族館は、「これほど相次いで見つかったとの報告例はない」とのこと。リュウグウノツカイが大量に現れていることには、なにか理由があるのだろうか?
【データは2010年3月4日16時00分現在】
リュウグウノツカイ出現のニュースはブロガーの間でも話題になっているが、その理由のひとつはリュウグウノツカイの漂着は地震の前触れという言い伝えがあるためだ。
・チリの地震となにか関係があるんだろうか? こええ…。
・やっぱり、自然のことは野生の動物が一番最初に感じ取るってコト?
・ホントに地震の前触れだったりして。深い海の底で何が起きているんだろう…。
と、ミステリアスな現象を不安げなコメントが寄せられていた。
さらに、生態系の破壊を連想する人も少なくないようで、
・これも地球温暖化となんらかの関係があるんでしょうか。
・エチゼンクラゲが大量発生したり、海の中は相当やばそうだもんなー。
などの書き込みも見受けられた。
水族館の職員や魚類体系学の研究者らも、これまでに例のない発生件数に理由が見つからず、首をひねっている状況なのだという。
深海魚は海面付近の魚より活断層の動きに敏感だという説はあるものの、リュウグウノツカイと地震との関係はいまのところ不明。ひとまずは経過を見守りたいといったところである。
そして、まさか、というか、やはり、というか、リュウグウノツカイを試食した兵も現れたようだ。
試食したのは、金沢市のNPO法人職員である内藤善太さん(34)ら。石川県羽咋市の千里浜海岸で見つけた体長約4メートルのものをソテーにして食べたところ、「脂の塊みたいな味でおいしくなかった」らしい。
・食べたんかいww
・なんでも食べますな、我々人間は。たくましい。
・おいしくなかったってことでひと安心。おいしかったら、食べつくされちゃうから。
魚は塩焼きが一番派の筆者としては、ソテーがまずかったからといって、まだまだ可能性はあるのではないか、と思わないでもない。でも、にょろ~っとした身体つきや神秘的な名前を知ってしまった後では、ちょっと口にするのはためらってしまいそうだ。
(イノウエアキオ)
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