「西友=安い」のイメージは定着!?

「西友ニトリあえーずIKEA♪」に聞こえるCMが話題を呼んでいる西友。


以前にも、家電量販店を思わせる名前を用いて、西友の家電の安さをアピールしたCMがあったが、このCMも、安さに定評があるニトリやIKEAの名と、西友を同列にうたい、西友の生活用品の安さを印象付けているようだ。

■KYで高まった「安い」イメージは定着

西友は、「KY」(カカクヤスク)を掲げ、EDLP(Every Day Low Price)戦略や、他店のチラシ持参でその価格まで値下げするなど、低価格での商品提供を徹底的に追求している。このブログトレンドウォッチでも以前、「KY」を開始した2008年12月に西友の安いイメージが急伸したことを取り上げたが、現在、そのイメージは、どうなっているのだろう?

100416_1 【ブログクチコミサーチ BY kizasiを使用】

上のグラフは、2008年の5月から2010年の4月までの2年間を6ヶ月ずつ4クールに分け、ブログの西友の話題の中で「安い」が占める割合の推移を追ってみたもの。
KY開始時にそれまでの倍以上の伸びを見せた安いイメージは、その後も2割前後をキープし続けている。つまり、西友の低価格イメージは一過性のものではなく、確実に定着していると言って間違いなさそうだ。

■ライバルの中で、西友はどれだけ「安い」のか?

次に、西友を他店と比べた場合、どのくらい安いと思われているのだろう?ブログの書き込みを元に、いくつかの総合スーパーと比較してみた。

100416_2【ブログクチコミサーチ BY kizasiを使用】

上のグラフは、各総合スーパーのブログの話題で、「安い」が話題になっている割合を調べたもの。西友が22%であるのに対し、他店は4~6%にとどまっていた。どうやら、総合スーパーの中で西友は、低価格イメージにおいて群を抜いていると言ってよさそうだ。CMのように、低価格における競争相手を、総合スーパー以外の家電や家具の量販店に拡大しているのも頷ける。
それでは、総合スーパー以外の大手小売りの中では、どうだろう?CMに登場した中から数店をピックアップし、「安い」と書き込まれている割合を比較してみた。

100416_3【ブログクチコミサーチ BY kizasiを使用】

上のグラフを見ると、西友の「安い」イメージは、“お値段以上”でお馴染みのニトリをはじめ、今回、調べたいずれの量販店よりも高いことが分かった。もしかしたら西友は、最強の低価格イメージを持つ存在となりつつあるのかもしれない。

ブログの書き込みからは、「100円ショップより西友のが安いのがウケル」「やっぱし安いのよ!西友」のようにEDLPを肌で感じている様子や、衝撃価格の商品(289円弁当/900円スニーカー/890円ボジョレーヌーヴォー/3万円台の32V型液晶テレビなど)が発売される度に話題に上る実態も見えてくる。
西友は今後も小売業界の低価格競争をリードする存在となりそうだ。

(高宮真琴)


■関連記事

西友のKYキャンペーン。その効果は?
人気アウトレットとその顧客特性を探る
2010年コレが流行る?激安は続くかファストファッションの今後
「買った」より「行った」が話題になるIKEAの楽しさ
ユニクロの牙城に、しまむら迫る!?

タグ:西友,流通,販促

Post Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>