改めて考える年賀状…震災への配慮とは?

By: Kanko*

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12月もあっという間に中旬となり、今年もあとわずか。

年末の慌ただしさのなか「早く年賀状の準備をしなくちゃ」と気ばかりが焦るこの時期、ブログ上でも例年話題になる「年賀状」だが今年は改めてその役割を捉え直しているようなコメントも目立つ。


【データは2011年12月12日15時35分現在】

・年賀状、今年は震災もあり、新年の挨拶をどんな言葉にしていいか迷っちゃう
・おめでとう、とか金銀きらきらの年賀状はなんとなくそぐわない感じ…
・年賀状チラシの印刷見本を見ても、新しい年の挨拶といったものが多いので参考に
 しますぅ

誰もが東日本大震災によって何かしらの衝撃を受けた2011年が暮れていき、復興の方向性や原発事故の収束も明確でないまま新しい年を迎える今、どのような言葉で新しい年を迎えるべきか、だれに何を伝えたいかといった「年賀状の根本」が改めて見つめ直されている様子が伺える。

被災地では年賀状というより「年始あいさつ状」といった位置づけでの文例やデザインが提供される動きがあるようだが、被災地でなくても

・おめでとう!より皆さんへの感謝やこちらの近況などをまとめたお便り風にしようかな
・「おめでとう」は使いづらいが「がんばろう日本」もなんか違う気がする…
・思い浮かぶのは「希望」「明るい未来」「夢」「新生」といった言葉だけど…唐突
 かな?

と、どのような言葉で新年の挨拶をすべきか…正解があるわけではないぶん、迷いや戸惑いのコメントが目立つ。

ただ、惰性のように住所録をチェックして、デザインを考えて、印刷をして…といった例年の年賀状発送作業をするわけにはいかない、というのは確かなようで

・毎年印刷してそのまま発送してたけど、今年は手作り感のあるものにしようかな…
・年賀状のやりとりだけってネガティブなイメージだったけど、近況を伝えるツール
 として貴重なんだと思えてきた
・「今年は出さなくていいかな」って思ってた友人知人にも、しっかりメッセージを
 伝えよう

などと、年賀状に対する姿勢までも変わっているようなブロガーも。
絆や人とのつながりの大切さを痛感させられた2011年、人と人をつなげるという年賀状のシンプルな役割こそが重要である、と感じられるのかもしれない。

また被災地へ年賀状を送る際には更に深い配慮が必要であるわけで

・被災された方にとって「あけましておめでとう」なんて「何がめでたい?」って
 感じだよね
・仮設住宅暮らしの友人に出していいか迷ったけど、住所録も流されたそうで…
 むしろ出すべきなんだな

というように、言葉の選び方やそもそも年賀状を出していいものかというためらいのコメントが目立つ。

このような迷いやためらいを乗り越え、

・やっぱり「おめでとう~!」という方が福も来ようというものかもしれない
・「元気で前向きに生きていこう」という想いをもってメッセージを書きたいと思います

といったそれぞれの結論を年賀状の上で表現する作業が、大震災を経験した年を越すために必要なものなのかもしれない。

(夏目 昌)


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Comment

  1. 海月暮樹 より:

    年賀状には、「本年が希望の未来に続く年になりますよう願いを込めて挨拶させていただきます」というような文章で文頭に書いてみたいと思います。
    自然の脅威は、いつ襲ってくるか分かりません。
    世界の各地では、常に地震や風水害で過酷な避難生活を余儀なくされている人がたくさんいます。「明日は我が身」という言葉を噛みしめながら忌まわしい自然災害に対処しなければなりません。一瞬にして尊い命を失う悲しみは、生き残った人たちの方が辛い思いをします。
    その無念さの中で希望の道を探すのは、並大抵の努力では立ち上がれません。
    言葉では何とでも言えますが、当事者の皆様には衷心よりお見舞い申し上げます。
    来年こそ良い年であって欲しいと心より祈っています。

  2. 三青日月 より:

    何にしても無事に1年過ごせたのだから、明けましておめでとうで良いと思う。
    1年の初日から、そんな気の使われたあいさつをされても、受け取る方は疲れてしまう。

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