お笑い芸人の二世が好感度高い理由
年末の紅白歌合戦で親子共演を果たした松田聖子・神田沙也加親子の例を見るまでもなく、最近のテレビ界では親子での共演や二世タレントが親をネタにしてトークを展開するパターンが目立つ。
【データは2011年1月10日16時20分現在】
有名人の子ども、というキャッチーなネタは制作サイドには都合がいいのだろうが、ブロガーたちのコメントは
・親の七光りがあるとはいっても本人に魅力がなかったら本当に売れはしないもんねなどと二世に対して意外と冷たい。
・そんなキレイでもないし、お芝居もソコソコ…と思うとたいてい二世だったりする
・二世タレントは数あれど、スタート時の方向性を誤ってしまうと悲しい結果に…
いつもそばにいるお父さん・お母さんがたまたまテレビに出る仕事をしていたばっかりに…という二世ならではの苦労・苦悩は凡人には想像しがたいが、親の七光りというこれまた縁遠いものにはどうしても厳しい視線が向けられがちなのだ。
そんななか、お笑い芸人の二世たちは好印象を持たれるケースが目につく。
たとえば好調のNHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」で、主人公・糸子の夫を演じていた駿河太郎。柔らかな笑顔がストーリー上でも画面でも印象的だった彼も、笑福亭鶴瓶の息子という「二世タレント」である。
・糸子さんも惚れた笑顔がもう…!ステキと思ったら、鶴瓶さんの息子さんだったのねなどとブログ上では役名の「勝さん」と呼ばれるほどに親しまれている駿河太郎。
・勝さん戦死…あの笑顔がもう見られないかと思うと…朝がさびしくなりますな
・知らなかったー!鶴瓶さんの息子が俳優やってて、あんなイケメンさんだったなんて
知る人ぞ知る活動ぶりだった俳優が、この朝ドラ出演で全国的に顔と名前が知れた、というケースなので「七光り」は何となくそぐわない気もするが
・お父さんの鶴瓶さんの笑顔もステキですが、息子さんもかなりいい癒し系~!など、“鶴瓶さんとこの息子さん”を見守る目は温かい。
・ぴかいち笑顔の鶴瓶さんのもとで育ったら、ああいう好青年になるのだね
・本当にのびのびと良い子に育ったなぁ、と親戚のおばちゃん的視点で見てしまう
お酒で失敗してしまうなど弱点も含めてすべてをさらけ出し、その人柄が愛されている父親を持っていることが、駿河太郎という俳優のイメージをどこかで支えていることに違いはなさそう。
そういう意味では関根勤の娘の関根麻里も
・爽やかでしっかりしてて好印象の関根麻里ちゃん、毎朝その笑顔に元気もらってますなどと評価が高く、すでに自分の実力が評価されて仕事の幅を広げている二世タレントではあるが
・頭の良さ、そつのなさ、笑顔などどれをとっても二世タレントの中でもダントツ!
・デビュー当時から物怖じぜず仕事をこなしてた、朝番組MCとしてもしっかり仕事してる
・関根さんと私が同世代だから麻里ちゃん見るときはつい娘と重ねてしまうと、彼女が育った家庭に向けられる温かい視線を感じるコメントが目につく。
・関根勤さんと麻里さん、お互いを認め合う父娘関係がいいですよね~
お笑い芸人の親の七光りというよりも、「あの親御さんの愛情を受けて育った息子さんや娘さん」という印象や、本人が10代でポッと出てきたのではなく留学や音楽活動などを経て自分の手でキャリアを切り開いてきた部分が共感を呼んでいるのだろう。
(夏目 昌)
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