「近代五種」の黒須成美に注目!

オリンピック正式種目の一つである、近代五種。

サッカーや体操などと比較すると、ややマイナーな印象の競技だが、これがなかなかすごい。

フェンシング、水泳、馬術、射撃、ランニングというまったく異なるジャンルの5種目を、一人の選手が一日ですべて実施するハードな競技で、その過酷さから、欧米では「キングオブスポーツ」とも呼ばれている。

今年のロンドン五輪では、そんな近代五種に日本人女子初の選手が出場する。一人は自衛隊体育学校に所属する山中詩乃。そしてもう一人は、証券会社に勤める黒須成美だ。

【データは2012年7月19日16時30分現在】

この競技には1960年のローマ大会から17人の日本人が五輪出場しているが、その全員が自衛隊所属の男性。つまり黒須は、日本人女子としてだけでなく、民間人としても初めての五輪選手ということになるのだ。

そんな彼女に対してブロガーたちは、

・一般人なのにすごすぎる。いったいいつから練習してたんだろう
・おめでとう!!彼女の活躍をきっかけに、近代五種ブームくるか?
・写真見たけど、笑顔が超素敵だった。まだ二十歳なんだってね~

と、興味津津。出場におけるWの快挙に驚きを隠せないようだ。

そんな彼女の最大の武器は、“両利き”であるということ。
左利きの選手が少ないフェンシングでは左の剣を操り、後半の射撃では、疲労の少ない右手で銃を握る。5種目の競技を一気にこなす近代五種では、かなり有利な特徴だ。

これについてブログの書き込みを覗いてみると、

・両利きなんだぁ、びっくり。対戦形式のゲームでは相手も戦いにくいだろうね
・へぇー!これってかなりのメリットじゃん。しかもかっこいいし!
・生まれたときからなのかな。どっちにしても超器用な選手だと思う

などなど、驚きのコメントがズラリと並ぶ。

彼女が両利きの選手となったのは、物心ついた頃から行われているトレーニングのおかげ。近代五種の世界大会出場経験をもつ父のもとで、両方の腕をフレキシブルに使いこなせるよう特訓を積んだという。

このように何かと注目の黒須だが、昨年3月、東日本大震災で地元茨城県の練習場が被災。旧知であった韓国チームのコーチに誘われ、急遽、釜山に拠点を移した。

こうした苦節を乗り越えたことについて、

・どれほど大変だっただろう。本当によく頑張ったね。素晴らしいです
・昨年3月はオリンピック予選を控えてた時期。改めて出場権獲得を祝いたい
・『情熱大陸』で見て感動した。ロンドンではすべてを発揮してください!!

と、ブロガーたちも数々の応援コメントを寄せている。

近代五種における日本人女子の競技人口は、たったの5人。まだまだその数は少ないが、今回のロンドンオリンピックを機に、改めて興味を抱く人が増えるかもしれない。

(出羽恵実子/effect)


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