全国的に警戒?中国から飛んでくるPM2.5

日差しが少しずつ暖かくなってきたこのごろ。お天気のいい日には外に出て春の空気を吸い込んで…といきたいところだが、今年の大気中に舞っているのは花粉だけではないよう。
そう、中国からの飛来物「PM2.5」がブログ上でも数多く語られている。


【データは2013年3月11日18時30分現在】

・今日はすごーくいい天気!なんだけど、山が霞んでる…これってPM2.5?
・なんだか朝から白くもやってるのは花曇りってやつ?PM2.5?
・天気がいいからシーツ洗ったはいいが、空が霞んでる…PM2.5が心配で室内干しに
 変更

など、“かすみ”や“もや”を感じる人の多くが、春霞やら花曇りやらの季節感に浸ることなくPM2.5の影響を真っ先に連想して心配になっていることが伺える。

中国の北京などで重大な大気汚染・健康被害をもたらしているという微小粒子物質PM2.5。昼間なのに街全体が暗く覆われている映像や呼吸器系の病気が増えているという現実を海外ニュースで見ていたと思ったら、その物質が海を越えて日本にも飛んできているのだから、小さい子どもを抱える家庭や呼吸器系疾患を抱える人にとっては深刻だ。

・お天気がよくてもPM2.5の数値が気になってベビーのお散歩に出られない~
・ぜんそく持ちにとってはPM2.5は脅威…東日本であっても注意しないと
・頭痛がなかなか治らない…鼻づまりも体のだるさもあってPM2.5が原因かも…

などと気になってしょうがない模様。

これまで中国から飛んでくるものといえば「黄砂」だったけれど、その黄砂が大気中のさまざまな物質(=PM2.5も当然含む)を吸着させて飛んでくるとなれば

・花粉に黄砂にPM2.5のトリプルパンチの週末…やれやれだなぁ
・強風にのってきた黄砂やら花粉やらPM2.5で、鼻がえらいことに!
・花粉と黄砂で鼻がかゆく目もショボショボで、喉はPM2.5のせいなのかイガイガ
 してる

などと3点セットで語られることも多くなってきた。花粉症で苦しんでいる人を中心に鼻や口から体内に入り込んで粘膜を刺激している異物の様子は、読んでいるだけで鼻がムズムズしてきそうな状況。

というのも2月末に国がPM2.5の暫定指針を決めたと思ったら、その後すぐ3月5日には熊本県で「一日平均で1立法メートルあたり70マイクロg」を超える可能性があるとして「外出を控えたり、屋外での激しい運動を避けたりする」注意喚起情報が流されたのである。その後も全国各地での観測値がニュースとなることも多く

・熊本とか九州とか西日本だけの問題じゃないよね~絶対東京にも飛んできてるよね~
・西日本に降り積もったPM2.5が土壌や水源に入り込んで…野菜への影響はないか
 心配!
・基準値に達しなくても、アレルギーの要因になるらしい…もう外に出たくない…

など身近な問題として深刻に捉えている人も全国的に見られる。

このように急に国内問題となったPM2.5問題、ここにきて注目されているのが「そらまめ君」なるサイト。ことの重大さに比べるとなんだかのどかなネーミングながら、「空をマメにみる」から「そらまめ君」。

環境省による「大気汚染物質広域監視システム」の愛称で、光化学スモッグの原因物質などの全国観測データを発表するサイトとして以前から存在していたものの

・そらまめ君って知ってました?うちは毎日チェックしてます
・そらまめ君の観測ポイントがわかりにくい…環境省はもっと観測箇所を増やして
 ほしい
・ママ友に教えてもらった「そらまめ君」、全然つながらないよぉ~

など、認知度が急激にアップしてアクセスも殺到している模様。

高い数値を目にしたら、やはりますます気になるようになるのは原発事故後の放射線量と同じ感覚。

・こわいので、外ではほぼマスクで家では空気清浄器ガンガンつけて暮らしてます
・PM2.5用のマスクを買いました…でも工事現場で使うようなやつで街では浮くよな~
・マスクでどこまで対応できるものやら?子どもたちが外で遊べなくなる日がくるの
 かな~
・放射能も心配、PM2.5も心配…どこで暮らして何を食べればいいの?

など途方にくれたり、二重三重に対策を考えたり…ちょっと気が重くなる春なのでした。

(夏目 昌)

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