1月 15 2014
ハーフ成人式、セカンド成人式の実態は?

By: Dick Johnson
今年も20歳となった若者が成人式を迎えた。
近ごろは10歳になると「ハーフ成人式」または「2分の1成人式」なるイベントが催されることが多いようで、ブログ上でも小学4年生のいる家庭での様子が多く語られている。
・自分のときは10歳で祝った覚えがないのだが、面白い企画だねぇ
・最近やるようになったの?本人は「めんどくさーい」とか言ってるけど(笑)
・わたしの時代はそんな催しなかったなぁ。時代の変化を感じます~
と目新しいものとして受け止める人も多いが、「10歳の誕生日、2分の1成人式ですね」と当たり前のように語られることも目立ち、認知度は高くなっている印象。
具体的には、各家庭で10歳の誕生日を派手にお祝いしたり写真館で記念撮影をしたりするほか、学校の3学期の行事として保護者を招いてお祝いすることが一般化しているようで
・クラスで1人ずつ小さいころのエピソードを発表したり、合唱したり、あったかい
時間でした♪
・子ども達が将来の夢を作文にして1人ずつ発表、みんなしっかり未来を語ってた 涙
・親から子どもに手紙を書くことになっていて…夫は「早く大人になって一緒にお酒を
飲みましょう」だって
・新生児時代の写真や服を持っていかなきゃならなくて、焦って探しました
など様々な演出で、生まれてからの10年を親子でじっくり振り返る機会になっている。大人の仲間入りをする20歳まであと10年、ということを意識することで何かしら感じることが多く、親にとっても子にとってもイベントをするにはいい年頃なのかもしれない。
ブロガーたちは親の立場として「私も母親10歳」「10年前の出産を思い出すなぁ」と振り返りつつ、子どもへの視線は
・もう10歳、まだまだ10歳…その時その時で感じ方は変わるけど、我が子が大人に
見えてきた~
・ここまで健康に育ってくれて、ただ感謝です
・とにかく元気で優しく育ってくれているだけで十分
と温か。成人年齢に関しては、選挙権や飲酒の年齢制限の議論を中心に18歳としてもいいのでは、という案が出ることもあるが、個人の成長を振り返る区切りとしては「20歳」その半分の「10歳」が何かと想いを込めやすそう。
さらに最近では「20歳」の倍の「40歳」をセカンド成人式と表現することもちらほら。
・わが市では40になったら無料で「がん検診」が受けられるので、セカンド成人式
記念に行ってきた
・さすがに2度目の成人式ではお祝いなんぞしないけど、おめでとう!
・セカンド成人式終了~3度目の成人式も、お互い元気でお寿司でお祝いしようね♪
など、フレッシュさには欠けるものの、人生の節目として楽しげに語られている2度目の「成人式」。昔ながらの「不惑の40歳」という表現よりも、気楽な感じで40代を迎えられそう?
(夏目 昌)
■その話題、ネゴトで話さない?
成人式について語ろう!
■「成人式」を語るブログたち
成人式ブログランキング
■関連記事
成人式に”花魁風”の振り袖はアリ!?