介護の現状を描いた漫画がキツいと話題に

FacebookなどSNSなどにシェアされた漫画のとあるシーンが「キツ過ぎる…」として、話題になっている。

その漫画とは、漫画家・新井英樹が2007年8月10日号から2013年7月12日号まで、『ビッグコミックスペリオール』(小学館)に連載した『キーチVS』。認知症の母とその介護をする息子の暮らしぶりを描いたシーンがシェアされている。

一人で満足に暮らせなくなった母のために息子は勤めていた会社を辞職。介護保険や生活保護など行政に支援を求めたが、生活は苦しくなる一方で、ついには河原の草などを食べるまでになっていくというものだ。

内容を見たブロガーたちは口々に、

・この漫画を最後まで読み通せる自信がないのだが…
・気分がずしーんと重くなります
・できれば、知らずに過ごしたい世界だなーって思いました
・読んでいて苦しくなった。でも、これが現実なんだよね…

といったコメントを述べていた。

そんな意見がたくさん出てきてしまうのは、この漫画で描かれていることが、遠い世界のファンタジーではなく、身近に感じられる問題だということがあるのだろう。

2013年7月の総務省の発表によると、仕事を持ちながら介護をしている人の数は男性が130万9000人、女性が160万1000人で、合計約291万人。また、仕事と介護や看護の両立が難しくて離職してしまう人も全国で年間10万人にのぼる。

・実際に親の介護をしています。出口が見当たらない感じすごく共感できます
・苦しくなっても行政に手厚い支援を求めるのは難しいですね
・認知庄1年目の母の介護をしていますが、いつまで続くのか本当に不安です

会社員であれば、行政より企業に義務付けられている介護休業制度を利用して、のべ93日間の休みを取ることができるのだが、

・3ヶ月休んだとしても、状況はなにも変わりません
・制度があることは知っているけど、社内の雰囲気から見て、使うなんて言い出せない
 だろうな
・たった3ヶ月でどうしろと。会社に復帰しづらいだけよけいつらい気がするわ

といったコメントが並んでいた。

『キーチVS』の連載自体はすでに終わっているものの、認知症の母と介護する息子というこの一連のシーンが付きつけている問題は、むしろこれからより表面化してくることだろう。

大高齢化社会を迎えるこれからの日本。誰にとっても人ごととは言えないであろうこの問題に、どう立ち向かえばいいのだろうか…?

(イノウエアキオ)

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