神奈川県「犬の殺処分ゼロ継続」をどう思う?

神奈川県の黒岩祐治知事は5月22日、「(神奈川県を)殺処分ゼロを継続する。動物に優しい県を目指す」と宣言した。

この宣言は、平塚市にある神奈川県動物保護センターで、2013年度に収容された犬の殺処分数がゼロになったことを受けてのもの。動物愛護の精神から見れば、とても立派な宣言のように思えるが、ブロガーたちの反応はどういったものだったのだろうか?

コメントを調べてみると、殺処分ゼロを評価する声はやはり大きい。

・立派な宣言だと思います。今後も継続していってほしいですね
・他の県も神奈川県に追随してほしい。よい事例になってくれるといいな
・やればできるってことを示してくれた神奈川県に拍手ですね!

神奈川県動物保護センターには、30以上のボランティア団体や個人が登録。保護した動物を預かり、新しい飼い主を探して譲渡するなどの活動を行っている。

ただ、殺処分はなくなったとはいえ、保護される犬がいなくなったというわけではない。そのことに対してはたくさんの怒りの声があがっていた。

・そもそも動物を捨てる飼い主が悪い。捨てるなら飼うなと本当に言いたい
・流行りの犬種を連れている人や、犬に服を着せている人を見ると残念な気持ちで
 いっぱいになります
・動物の殺処分のためにたくさんの税金が使われている。ほんとにふざけるな!だよ
・殺処分は安楽死じゃありません。動物たちはガスで苦しみながら死んでいきます
 動物を捨てる人は、それがわかっているのでしょうか?

そもそも「ペットショップなんてなくしてしまったら?」「動物を金銭でやりとりすること自体がおかしい!」なんていうコメントもあったが、そんな怒りの声がある一方で、「仕方がないのでは?」という見方もあった。

・動物保護を訴える人はベジタリアンなんでしょうか。都合の悪い事実には目をつぶって
 いる気がします
・かわいいものが好きという気持ちは誰にでもあるもの。みんなそんなだから、ペット
 ビジネスの撲滅は難しいのでは?
・環境保護や動物愛護の精神より儲かるかが重要。食べていけなくなったらきっと多くの
 人がそう感じると思います。残念ながら……

神奈川県では今後、月数回の本庁舎の公開日にあわせて、ボランティア団体が敷地内で譲渡会を開けるようにするなど、対応の強化を目指す予定だ。

動物の殺処分は多彩な要素が絡み合っていて複雑だ。ビジネスの視点から、動物愛護の精神から、税金の問題から、虚栄心の観点からなど、それぞれの立場からの意見が絡み合う。「命の大切さを考えて!」と言葉にすることは簡単だ。しかし、その言葉を人ごとではなく、自分ごととして捉えることで、問題の本質が見えてくるのではないだろうか…?

(イノウエアキオ)
 

 
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