映画「世界の果ての通学路」を見て何を思う?

4月から全国で順次公開されている映画「世界の果ての通学路」が、じんわりと注目を集めている。

辺境の地を舞台に、学校で勉強するために、数十キロもの道のりを何時間もかけて通学する子どもたちを追ったドキュメンタリーで、マサイ族の姿を描いた映画「MASAI マサイ」を手がけたフランスのパスカル・プリッソンが監督を担当している。

ケニアでは、サバンナの15kmに及ぶ道なき道をゾウに襲われないよう命懸けで駆け抜けるジャクソンくんと妹。アルゼンチンでは、広大なパタゴニア平原を18km、妹と馬に乗って通学するカルロスくん。モロッコでは、険しいアトラス山脈を越えて、寄宿学校を目指し友だちと22kmを歩くザビラさん。インドでは、お手製の車椅子を幼い2人の弟に押されながら、舗装されていない悪路4kmを通学するサミュエルくん。

ハラハラする出来事が尽きない長く危険な道ながらも、歌ったり、おしゃべりしながら、学校を目指す子どもたちの姿をスクリーンで観た人たちは、

・子どもたちの“教育”を受けることの喜びがひしひしと伝わってきます
・学習に対する意欲が映し出されていて、彼らのひたむきさに驚きます・・・
・子どもたちの姿に悲壮感は微塵もない。逆にたくましさと学校で学びたいという
 意志の強さがみなぎっている
・アクシデントすら希望の糧にしてしまうかの様に活き活きとした子どもたちのあの姿!

などのコメントを寄せている。子どもたちの学びへの意欲、たくましく生きる力など、多くのことが伝わっているようだ。

そんな子どもたちの姿に「感動した」という声と共に多かったのが、「考えさせられた」という声。

・これを毎日って、、、日本、どんだけラクなんだ!
・私達の近隣にある学校の事を思うと、恵まれていることを自覚します
・日本の現代人は、学べることが当たり前で、有り難みが薄れていると思いました

という書き込みや、

・学ぶとは何か、学校とは何か、ということの本質を見事に教えてくれる
・義務教育を当たり前ではなく、目標と意思を持って学びに行く子がどれだけいるのかと
 考えさせられる
・日本ではしかたなく学校に行っている生徒が多いのではないか?考えさせられる

など、今の日本の教育環境や、学校で学ぶことの意味を見つめ直すきっかけとなっている人も多い。

また、

・本気で目標を持って何事かに取り組んだら色んなことが出来るようになると感じました
・やりたいことを、時間やお金を理由に先延ばしにすべきじゃないと思いました
・学べる環境にあることを感謝して ありがたい、ありがたいと原点に戻らないと

と、自分の行いを見つめ直し、突き動かされる人も。

人それぞれ、得るものが大きそうな本作には、

・子どもと一緒にみて、語り合いたかったなぁと思います
・これはDVD出たら姪っ子&甥っ子に贈ろう!
・大人だけでなく、学生さんにも観て欲しい!世界への視野が拡がるでしょう

という書き込みも目立つ。

公式サイトによれば、今後は希望に応じて、学校やホールでの上映も実施されていくようで、大人だけでなく生徒たちが観る機会も広がりそうだ。己の意志を持って、澄んだ瞳で未来を見つめる異国の子どもたちの姿から、日本の子どもたちはどのようなメッセージを受け取るだろうか。

(高宮真琴)
 

 
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