今やアルバイトまでブラックバイトの時代!?

労働基準法を無視して従業員に重労働をさせる。そのような企業がブラック企業と呼ばれるようになり、いまではひとつの社会問題として定着しつつある。

しかし、このブラックな待遇は、なにも雇い主と正社員の間にだけひろがっているわけではないようだ。それを象徴する言葉が“ブラックバイト”。つまり、期間で区切られて雇われる非正規雇用のアルバイトスタッフにも、正社員と同じように過酷な働き方を求める風潮が広がってきているというのである。

ブラックバイトの実態とはどのようなものなのだろうか。ブロガーたちのコメントから、その内実を探ってみた。コメントを書き込んでいるのは現役のアルバイトスタッフだ。たとえば、その書き込みはこのような内容となっている。

・休みたくても休ませてもらえません。人手が足りないからって言われるのですが…
・辞めたいって言ったら「代わりの人を探してこないとダメ」と。おかしいよね?
・ちょくちょく残業があるけど残業代が出ていません。30分~1時間くらいだけど…

ひどいものでは「ちゃんと賃金を払ってくれない」といったものや「ミスをすると暴力を振るう」「余った商品を買わされる」といったものまであるようだ。

また、ブラックバイトという言葉が出来てきたことにより、改めて自分の待遇を見直すアルバイトスタッフもちらほら。しかし、ブラックなのかどうかがそもそもわからないといった状況もあるようだ。

・アルバイトの服装は白シャツと黒ズボン。自分で揃えたんですがブラック企業?
・交通費払ってくれないんだけど、これって変なのかなぁ
・感じの悪い社員がいて、いつもチクチク言ってくる。これってなんなんだ?
・ウチはまかないが有料なんですが、ケチだと思いませんか?
・汚れたエプロンを持ち帰って洗濯してる。それに給料が払われないのはおかしくない?

アルバイトをしていると、当たり前のことだが大変なこともあり、ブラックだと思いがちなケースもある。しかし、大変=ブラックではなく、あくまでも労働基準と照らし合わせて、違法性があるということがブラックなのではないだろうか。

いまは社員として働いておりアルバイトは過去のもの、というブロガーも、自身のアルバイト時代を振り返ってコメントを述べていた。

・昔、皿を割ったらキッチンの奥で殴られた。いま思えば、あれ、アウトだよ(笑)
・引越しバイトで休憩なくずっと働いてたことがあった。辛すぎてすぐ辞めたけど
・ワンオペが大変だったなぁ。身の危険を感じたこともあったし、あれはおすすめしない

少子化が進むなか、飲食店業界などを中心に、人材不足がこれからもっとクローズアップされていく事になるだろう。

若い人が少なくなる状況で、「人手が足りない」「経営が苦しい」という理由で、バイトスタッフに無理強いしてきた企業は、労働環境を改めないと、本当に苦しい局面を迎えることになるのかもしれない。

(秋田孝/effect)
 

 
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