ヘイトスピーチをどう思う?

先月29日、スイスジュネーブの国連人種差別回委員会が、日本におけるヘイトスピーチの憎悪表現を「暴力的だ」とし、規制するように勧告した。これまでにない踏み込んだ内容に、ブロガーもモノ思う所があるようだ。

ヘイトスピーチとは、人種、国籍、思想、性別、職業、外見などの要素を誹謗、中傷する表現行為のことで、差別の一形態とする見解もある。

ヘイトスピーチを規制する動きは欧州を中心に全世界で広まっているが、日本は取り締まる法律の無い数少ない先進国のひとつで、ここ1年、主に近隣諸国に対するものが急増していた。

内容は徐々に過激さを増しており、

・耳を疑うようなひどい言葉が叫ばれていますが…
・こんな物騒なことを言っていいわけないでしょうに
・ネット上で目にすると気分が悪くなるけど、最近ホントに多いね
・知性のかけらも感じられない罵詈雑言、いったいどうやって思いつくの?

などと、批判が集まっていた。

国連の勧告を受けた後に、毎日新聞がヘイトスピーチについて47都道府県に実施したアンケートでも「恥ずべき行為」、「許されることではない」などの意見が大半を占めた。しかしその一方で、

・領土や歴史の問題が過熱し、このような動きが出るのは仕方ないのかも
・お互い様なのでは?
・表現の自由は憲法で保障されているんだし…

といった、擁護の意見もある。

とはいえ、

・なぜ、そんなことをするのでしょうか?
・対象は関係なく、うっぷんを晴らしているとしか思えない!
・表現・言論の自由とは別問題だよ
・何か早急に取り締まる法は必要かもしれないね

など、現状を憂えたり対策を求めんとする声は多い。法律はないものの、ヘイトスピーチを繰り返す団体に対し、施設の貸し出しを拒んだ自治体もある。

政府はこれまで、民主主義国家にとって重要な「表現の自由」を尊重してきたが、先月21日、ヘイトスピーチ法規制検討プロジェクトチームを設置した。しかし、国会周辺の原発に関するデモ規制に議論が及んだことについて批判が相次ぎ、いきなりの大荒れ。かねてよりブログ上で見られた、

・ヘイトスピーチの定義がないから、難航すると思いますよ
・余計なことまで規制されそう
・これまでの安倍内閣の流れだと、便乗ってあり得るのでは?

といった懸念が、早々に表面化した。

国交や人権、民主主義憲法に騒音まで、様々な問題を含むかのように見えるヘイトスピーチ対策だが、

・結局はモラルの問題だよね
・表現の「自由」と暴力的発言は一線を画す!
・民族差別をやめようという世界の動きがあるから…

とのコメントにも見られるように、国連の指摘する本来の的は小さいはず。

的外れな規制とならないように、注視が必要だ。

(小玉葉子/effect)
 

 
 ブログランキングならblogram

■その話題、ネゴトで話さない?
人種差別問題について語ろう!
■「人種差別問題」を語るブログたち
人種差別問題ブログランキング

Comment

  1. より:

    ヘイトスピーチには現行の法律で充分対応できる。
    基本的にどの様な言論であろうと発言出来る権利は保障されるべき。

    言論の域を越えて暴行などに至った場合は刑事処分で対応すれば良い。
    言論の内容そのものについては言われた本人が民事裁判で訴えれば良い。

    特別な法整備は必要なし。

Post Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>