日本の大学のレベルに危機感

By: Keenan Pepper

日本の大学のレベルは、下がり続けているのだろうか──!?

イギリスの教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)」が10月1日に発表した「世界大学ランキング」。日本のトップは東京大学で43位。昨年度は23位だったので、大きく順位を落とす結果となった。また、次に順位に入ったのは京都大学で88位。こちらも昨年度の59位から大幅な後退となった。

昨年度は、上位200校に、日本からは5つの大学が名を連ねていたが、本年度は東京大学と京都大学の2校のみがランクイン。全体的に日本の大学のランクが下がった印象になっているが、ブロガーはこれをどう評価しているのだろうか。意見をさぐってみた。

まず、ランキングが下がっていることについて、あまり驚いていないという意見がちらほらと見受けられた。

・“大学は遊ぶところ”みたいな認識だからな日本は。そりゃだめになるだろうよ
・最近の東大は富裕層の子弟ばかりになってないですか?最高学府としての誇りを取り
 戻してほしいです
・まあ、ゆとり教育を取り入れて学力至上主義を捨てたんだからいいんじゃないの?

そういう意見がある一方で学力が下がることに懸念を示す人も。

・世界で勝てる人材が育っていないということ。このままでは経済的にもジリ貧に
 なっていきそうな予感……
・少子化で日本の大学はますます入りやすいところになる。学力はこれからも低下する
 一方でしょう
・基本的に母国語が日本語であることがつらい。グローバル社会というモノサシで測る
 場合、最初にこのハードルを越えないと!

ちなみに、ランキング1位はカリフォルニア工科大学。2位オックスフォード大学、3位スタンフォード大学、4位ケンブリッジ大学、5位マサチューセッツ工科大学(MIT)と続いている。

アジアの大学では、26位にシンガポール国立大学、42位に北京大学がランクイン。日本最高順位の東京大学はアジアでのトップになることもできなかった。この事実については、

・アジアでもトップではないというのはちょっとへこみますね……
・日本はもう先進国ではなくなっている。悲しいけれどこれが事実

など、どこから諦めにも似たコメントがつぶやかれていた。

ちなみにランキングの評価システム自体を疑問視する意見もあり、

・評価の仕方がよくわからないんですよね
・海外の機関が作ったランキングだから、どこまで信用していいかわかりません><

など、発表された内容自体を疑ってかかる人もいたようだ。

ランキングをつくるための評価基準は「教育」「研究」「論文被引用数」「産業界からの収入」「国際性」の5つ。国際性について弱い部分があるのかもしれないが、確かに順位が下がり続けていることについては、文部科学省をはじめ、国民ひとりひとりが危機感を持つべき問題なのかもしれない。

日本は独自の文化を育み、知的生産性が高く、礼儀正しい──。海外から見た日本には、そんな一面もあるだろう。しかし、学力が低下の一途をたどると、いずれは日本へのそういった評価も薄れていくかもしれない。

日本はこれからもランキングを下げていくことしかできないのか──。文部科学省を中心とした行政の対応が気になるところだ。

(イノウエアキオ)
 

 
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